エコカー(ECO CAR)

エコカーといってもエコカーの基準は様々です。電気自動車、ハイブリッドカー、天然ガス自動車、LPガス自動車…。

エコカー(eco-car)の分類

エコカーといっても明確な基準は存在しません!

エコロジー(ecology)な車をどのような基準で考えるかによって、エコカーに該当するか否か判断が分かれるところです。

省エネ法などの燃費目標などや国土交通省の低排出ガス車認定制度はありますが…。

そこでエコの世界では以下のいずれかを満たしている車をエコカーとします。

  1. 窒素酸化物 (NOx)、浮遊粒子状物質(SPM)などの大気汚染への悪影響や二酸化炭素(CO2)による地球温暖化などに悪影響を及ぼさないとされる低公害車である!
  2. 1リットル辺りの燃費が、20km/L以上である!※10・15モード燃費

エコカーの種類

天然ガス自動車

天然ガス自動車は、天然ガスを燃料としたエンジン(内燃機関)によって走行する自動車で、基本的な構造はガソリン車と同様です。

排気ガスという点では、天然ガスを希薄燃焼させることで二酸化炭素(CO2)の排出量をガソリン車よりも20〜30%程度低く抑えられ、触媒の技術など活用し、窒素酸化物(NOx)の排出量を低減しています。

また天然ガスの特性により、粒子状物質(PM)のはほとんど排出されず、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)の排出量も低減できます。

ただ天然ガスの供給を行っている天然ガススタンドが限られているので、天然ガススタンドがある地域での利用に限定され、日常生活に利用するにはまだ不安な面が多いです。

メタノール自動車

メタノール自動車は、ガソリンエンジン車やディーゼルエンジン車を改造し、メタノールを燃料とした自動車です。

メタノールはアルコールの一種で、メタン(天然ガスの主な成分)、石炭、木材などいろいろな資源から製造可能な燃料で、生ゴミなどの都市ゴミやバイオマスからの合成も可能な燃料です。

排気ガスという点では、黒煙や粒子状物質(PM)などをほぼ排出しません。

また窒素酸化物(NOx)の排出量は、ディーゼル車の半分程度です。

ということから環境面を考えるとガソリン車やディーゼル車よりも優れているのですが、メタノールを補給する場所(インフラ)の整備が整っていないことと、燃費がガソリン車などの半分程度であるなど課題があります。

LPG自動車

LPG自動車の基本的な構造はガソリン車と同様です。

※LPG=LPガス

LPG(燃料)代がガソリンや軽油よりも安いのでランニングコスト面でガソリン車よりも有利です。

その反面、出力はガソリン車などに比べ低くなります。

排気ガス的には、三元触媒を活用し、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)の排出をガソリン車などよりも抑え、ディーゼル車のような粒子状物質(PM)や黒煙もはほとんど排出しません。

二酸化炭素(CO2)に関しても排出量は、約10%ガソリン車よりも低減されているというデータがあります。

LPG自動車は、個人タクシー以外のタクシーによく利用されています。

またLPG自動車は商用車とイメージが強いかもしれませんが、普通に誰でも購入することは可能なのです。

電気自動車

電気自動車は、バッテリー(蓄電池)に蓄えた電気でモーターを動かし走行する自動車です。

自動車からの有害な窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)や地球温暖化の要因となる二酸化炭素(CO2)は排出されません。

地球環境を考えると理想的な自動車ですが、1回の充電で走行できる距離が短いことや車両価格、メンテナンスにかかる費用が高い点など一般的に普及させるには課題もあります。

燃料電池自動車

燃料電池自動車は、水素と酸素などの電気化学反応により発生する電気を取り出し、その電気でモーターを駆動させる自動車です。

また燃料に水素を用いる場合、走行中に排出されるのは水蒸気のみです。

大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、浮遊粒子状物質(PM)など及び地球温暖化の要因となる二酸化炭素(CO2)は排出されないということです。

ただ、燃料電池車まだまだ水素の補給(水素スタンドなど)の社会的なインフラ整備や生産コストなどの問題もあり、商品化されていません。

※ガソリンやメタノールから水素を作るタイプの燃料電池車もあります。

燃料電池ハイブリッド自動車

基本的な部分は、燃料電池自動車と同様です。

違いは、制動エネルギーを回生してさせ、バッテリーに蓄え、無駄になっていたエネルギーを効率よく利用出来る点です。

車が減速する際にモータが発電機として活躍します。

ハイブリッド自動車

ハイブリッド自動車は、主としてガソリンエンジンとモーターを組み合わせて、動力源としている自動車です。

また既にハイブリッド自動車は商品化されているので、少々割高感はありますが、ハイブリッド自動車は誰にでも手に入れることが可能なエコカーということになります。

軽自動車

軽自動車については特に説明する必要はないと思いますが、1リットル辺りの燃費が、20km/L以上という基準をクリアーしている軽自動車は結構多いです。

1リットル辺りの燃費が、20km/L以上を1リットル辺りの燃費が、25km/L以上に変更すると数は限られてきます。

低燃費かつ低排出ガス認定車(非エコカー)

低燃費かつ低排出ガス認定車もエコカーといえばエコカーかもしれませんが、エコの世界ではエコカーに分類しないことにします。

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